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【粉砕機】自由粉砕機(M)
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【粉砕機】自由粉砕機(Mill)

【粉砕機】自由粉砕機(M)

自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
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自由粉砕機(Mill)
【粉砕機】自由粉砕機 / JIYU MILL
自由粉砕機(M型)外観および構造
自由粉砕機(M型)製品外観および開放状態

高効率な衝撃粉砕力で多種多様な粉粒体を処理。シンプルな構造と高い整備性を兼ね備えた高速衝撃式粉砕機。

奈良機械製作所の「自由粉砕機」は、高速回転するローター(回転盤)に取り付けられた衝撃柱(ピン)の強力な打撃力により、原料を短時間で高効率に微粉砕する衝撃式粉砕機です。小型機(M-2)から大型生産機(M-8)まで豊富な機種を展開しており、生産規模に応じた機種選定が可能です。構造がシンプルで耐久性に優れ、点検・清掃・部品交換が容易な設計となっているため、化学・食品・電子材料など多様な産業分野の粉砕課題を解決します。

自由粉砕機を導入するメリット
01
1台で多様な物質に対応(高い汎用性)

内部装備(スクリーンや粉砕輪など)の組み合わせ変更により、粒状物から微粉末まで広範囲の粉砕に対応します。原料特性の変化や品種切り替えにも柔軟に応えます。

02
周速90〜100m/sの高速衝撃処理

ローター外周の周速90〜100m/sという高い衝撃エネルギーを活用することで、短時間で効率的な大量粉砕処理が行えます。

03
ワンタッチオープンドアーで整備性向上

前面ケーシングに「ワンタッチ式オープンドアー・システム」を採用。粉砕室の開放・内部点検・清掃・スクリーン交換が短時間で容易に行えます。

04
発熱を抑えた通風構造(熱に弱い原料に最適)

通風性に優れた構造のため粉砕室内の温度上昇が小さく、融点・熱軟化点の低い物質の粉砕に適しています。また冷風・熱風を通風した乾燥・冷却粉砕も可能です。

粉砕原理と構造メカニズム

自由粉砕機の主要構造は、2〜3周列の衝撃柱(ピン)が放射状に取り付けられた回転盤(ローター)と、これに噛み合うように固定された固定盤(ステーター)で構成されています。

粉砕のプロセス

  1. 投入・拡散:原料はローターとステーターの中心部から供給され、空気流とともに外周方向へ拡散します。
  2. 高速衝撃粉砕:中心部から外周に向かうにつれてピンの周速度が増し、処理品がピンに当たる衝撃力を繰り返し受けて粉砕が進みます。
  3. 処理品排出:所定の粒度に達した粉体がスクリーン(または粉砕輪)を通って排出されます。
自由粉砕機(M型)内部構造・ピンローター
【粉砕構造】回転盤(ローター)と衝撃ピン

単式構造(小型〜中型)と複式構造(大型)の比較

自由粉砕機 M-5(単式)構造図
【単式構造】粉砕機構造図(前方投入・片面ピン)
自由粉砕機 M-8(複式)構造図
【複式構造】粉砕機構造図(前後両面投入・両面ピン)
区分 単式構造(M-2 / M-3 / M-4 / M-5) 複式構造(M-6 / M-7 / M-8)
投入口位置 前方の1か所 前方および後方の2か所
ピン(衝撃柱)配置 ローターの片面に配置 ローターの両面に配置
特徴・用途 標準処理〜中規模生産向け 大量処理・高処理能力が必要なライン向け

主要パーツ:スクリーンと粉砕輪

a. スクリーン(多孔板)

所定粒度に達した粉体のみを通過・排出させる整粒部品です。未粉砕品は室内に留まり繰り返し粉砕されるため、過粉砕を抑えた粒度分布が得られます。各種目的に応じた孔径のスクリーンを用意しています。

b. 粉砕輪

スクリーンと互換性を持ち、内側に多数の凹凸が設けられた部品です。外周ピンとの間で衝撃作用を繰り返し与えることで微粉化能力を高めます。空気分級機との併用処理に適しています。

自由粉砕機の主な部品(スクリーンリング・粉砕輪)
【主要部品】スクリーン(左)と粉砕輪(右)

回転速度・周速・動力関係図

回転速度・周速・動力関係図
回転速度(min⁻¹)・周速度(m/s)・動力関係図

ローターの周速は粉砕時の衝撃力に大きく影響します。周速を高めることで粉砕能力や微粉化性能が向上します。各型式における回転速度・周速・必要動力の関係を参考に、原料特性や目標粒度に合わせた機種選定を行います。奈良機械製作所では実験を通して最適な運転条件をご提案いたします。

システム構成(標準フローシート)

処理目的や設置環境、集じん条件に合わせて最適なフローを設計します。

1. スクリーンシステム

スクリーンシステム フロー図

粉砕機へ直接投入し、スクリーンを通して下部から受袋等へ直排・回収する基本システム。構成がシンプルで操作・メンテナンス性に優れ、小〜中規模の処理に適しています。

2. 強制排気システム

強制排気システム フロー図

フィーダーで定量供給し、排気ファンで吸引。粉砕品をバグフィルターで捕集することで粉じんの飛散を抑え、室内の発熱や粉体滞留を防止します。

3. 空気輸送装置

空気輸送装置 フロー図

気流で搬送し、サイクロンで粗粒子を回収、バグフィルターで微粉を回収。高い回収率と密閉搬送による清潔な環境を実現します。

4. ホイッツアーシステム(分級併用)

ホイッツアーシステム フロー図

空気分級機(ホイッツアーエアーセパレーター)と接続。粗粉を戻して再粉砕することで粒度分布をシャープに調整し、均一な微粉製品を得ることができます。

適用例・対象分野

各種産業分野における粉砕処理で豊富な納入実績があります。

化成品・顔料・塗料
電子材料・電池原料
合成樹脂・プラスチック
セラミックス・鉱物
食品・農産物・調味料
医薬品中間体・化粧品
飼料・肥料・バイオマス
金属粉末・建材

多彩な応用展開

  • 湿式・混水粉砕:原料と液体を同時に供給して混水粉砕を行うことが可能です。
  • 乾式連続混合機:強力な拡散気流を利用し、短時間で均一な混合処理を行う混合機として活用可能。
  • 解綿処理:繊維質原料の解綿にも対応します。
  • 不活性ガス閉回路システム:防爆や酸化防止が必要な雰囲気下での粉砕システム構築が可能です。
製品仕様(標準スペック)

小型単式モデル(M-2〜M-5)および大量処理向けの複式モデル(M-6〜M-8)の標準仕様一覧です。

項目 \ 区分 単式構造(小型〜中型) 複式構造(大型大量処理)
M-2 M-3 M-4 M-5 M-6 M-7 M-8
所要動力 (kW) 2.2 3.7 5.5〜7.5 11〜22 22〜30 37〜55 75〜90
回転速度 (min⁻¹) 9000 7700 6000 3300 3000 2500 1800
回転盤直径 (mm) 180 225 314 537 600 700 950
※メーカー側の債務を伴わずに仕様および機器を変更することがあります。
関連製品・粉砕機ラインナップ

奈良機械製作所では、自由粉砕機のほかにも、原料特性・目的粒度・クリーン度に応じた多彩な粉砕機・分級機ラインナップを取り揃えています。

【粗・中粉砕機】

ハンマーミル(HM)

簡単・堅牢・多用途。スウィングハンマーとチップハンマーの選定により、柔軟な繊維質から硬質の塊状物まで高効率に粗・中粉砕します。

【高速衝撃微粉砕機】

スーパー自由ミル(SJM)

自由粉砕機の特長をさらに進化させたモデル。特殊ローターとピン構造により、高精密な微粉砕とシャープな粒度分布を実現します。

【医薬・食品用サニタリー粉砕機】

スーパークリーンミル(SCM)

全分解・全洗浄が容易なGMP対応サニタリー設計。医薬品や精密食品原料のコンタミネーションレス粉砕に威力を発揮します。

【高速気流分級機】

ホイッツアーエアーセパレーター

自由粉砕機との接続システムに対応。微粉と粗粉を連続的にシャープに分離し、過粉砕を抑えた製品回収を可能にします。

目的や原料特性から最適な粉砕機をお探しですか?
奈良機械製作所の粉体処理装置ラインナップから選定・比較いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q
熱に弱い原料や低融点の物質でも粉砕できますか?
A
対応可能です。自由粉砕機は通風性に優れた構造となっており、粉砕室内での摩擦発熱が抑えられています。また、冷風を通風しながらの冷却粉砕や熱風を通風させた乾燥粉砕にも適応します。
Q
処理品の粒度はどのように調整・コントロールしますか?
A
装着するスクリーンの孔径、ローターの回転数、衝撃ピンの形状や配置本数を調整することで粒度をコントロールできます。さらにシャープで均一な超微粉が必要な場合は、空気分級機(ホイッツアー)とのシステム併用をおすすめします。
Q
多品種生産を行う際の清掃性や整備性はどうですか?
A
前面のケーシングが大きく開く「ワンタッチ式オープンドアー・システム」を採用しています。装置内部をよく確認でき、点検やスクリーン部品の交換などの保守をきわめて容易に行えます。
Q
原料を用いた粉砕テストを行うことは可能ですか?
A
可能です。奈良機械製作所の東京本社(実験工場)にて、実験機を用いた粉砕テストや受託分析サービスを承っております。原料特性に応じた最適な機種選定やシステム構成をご提案いたします。

粉粒体処理の課題解決・実験のご相談

奈良機械製作所では、長年培った粉体処理技術をもとに、お客様の課題や原料特性に合わせた最適なシステムをご提案いたします。お電話またはWebフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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