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【粉砕機】自由粉砕機(M)
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【粉砕機】自由粉砕機(Mill)

粉砕機】自由粉砕機(M)

自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)
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自由粉砕機(Mill)
自由粉砕機(Mill)

仕様

型式 単式 複式
M-2 M-3 M-4 M-5 M-6 M-7 M-8
所要動力(kW) 2.2 3.7 5.5~7.5 11~22 22~30 37~55 75~90
回転速度(min−1 9000 7700 6000 3300 3000 2500 1800
回転盤直径(㎜) 180 225 314 537 600 700 950

※メーカー側のなんらの債務も伴わずに仕様と機器を変更することがあります。

製品概要

衝撃柱が取り付けられたローターが高速回転することで原料に強い衝撃力を与え、短時間に大量の微粉砕を行うことができる衝撃式粉砕機です。小型機から大型機までラインナップをそろえており、ご計画の設備に最適なモデルを選定することができます。構造が堅牢でシンプルなため、あらゆる物質の粉砕に対応が可能で、産業用衝撃式粉砕機のスタンダードとして広くご愛用頂いております。

【機構】
粉砕機の構造は、衝撃柱(ピン)が2〜3周列放射状に取付けられた回転盤(ローター)と、それに噛み合うように取付けられた固定盤(ステーター)とから構成されています。原料はローターとステーターの中心部から供給され、空気の流れと共に拡散し、しだいにピンの周速度が増す(円周より外周の周速度が速い)に従って強い衝撃力を受けて微粉化が進み、さらにスクリーン(あるいは粉砕輪)と外周ピンとにより高度に衝撃粉砕された後、整粒され排出されます。

M_01.pngまた、自由粉砕機には単式と複式の二種類があります。複式は大型の自由粉砕機に採用されており、装置の前方と後方の二か所から処理品を投入し、回転盤(ローター)の両面に衝撃柱(ピン)を取り付いているため、単式と比較し大量の粉砕処理が可能です。
M_03-2.png
M_03.png

部品について


M_02.png
スクリーン
スクリーン(多孔板)は、粉砕後の粒度を制御する重要な部品です。粉砕室内で十分に微粉化された原料のみがスクリーンの孔を通過して排出され、所定粒度に達していない原料は粉砕室内に留まり、再度粉砕されます。この選別作用により、安定した粒度分布の粉砕製品が得られ、過粉砕による微粉の発生を抑制できます。スクリーンは処理物や要求粒度に応じて選択でき、孔径は最小0.2mmまで対応しています。

粉砕輪
粉砕輪は、スクリーンと互換性を有した粉砕部品です。内側には多数の凹凸形状が設けられており、外周ピンとの間で原料へ高速の衝撃力を繰り返し作用させることで、微粉化性能を高めます。スクリーンによる粒度調整機能と組み合わせることで、効率的な微粉砕が可能となります。また、奈良式ホイッツアーセパレーターなどの分級装置と併用することで、大量処理や連続運転にも対応できます。

回転速度・周速、動力関係図

M_05R1.png
自由粉砕機は、ローターの回転速度によって周速(ローター外周速度)と粉砕エネルギーが変化します。本図は、各型式における回転速度・周速・動力の関係を示したもので、処理物の特性や目的粒度に応じた機種選定の目安として活用できます。一般的に、周速を高くすることで粉砕力が向上し、より細かな粉砕が可能になります。一方で、処理物の硬さ・性状・発熱性などにより最適な運転条件は異なるため、目的に応じた回転速度や動力の選定が重要です。奈良機械では、実機テストを通じて最適な回転条件や装置仕様をご提案します。

特徴

  • あらゆる物質の粉砕が可能です。内部装備の多様性と変換により粒状から超微粉まで広範囲の粉砕が行えます。
  • 高速衝撃粉砕(周速90〜100m/s)を行うため短時間で大量の微粉砕が可能です。
  • ワンタッチ式オープンドアー・システムにより機械内部の点検・清掃・部品交換など保守が極めて容易にかつ短時間で行うことができます。
【その他機能上の特徴】
  1. スクリーン孔径、ローター回転数、衝撃ピン本数・形状などにより容易に粉砕粒度を変えられます。
  2. 各部品の材質を自由に選択でき、摩耗性の砕料に対しても経済的な粉砕効果を達成することができます。
  3. 空気分級装置と併用することによりミクロン単位の粉砕分級ができます。
  4. 通風性が優れていますので、熱風または冷風を用いて乾燥・冷却粉砕ができます。
  5. 粉砕室内における発熱が少ないので、軟化温度の低い物質の粉砕に特に適しています。
  6. 水又は他の液体による湿式・混水粉砕ができます。
  7. 瞬時に強度の拡散が行われるので連続混合機として使用されます。
  8. 繊維質の解綿機としても使用できます。

標準フローシート

スクリーンシステム

粉砕機に原料を直接投入し、粉砕後の製品をスクリーン(多孔板)を通して下部へ排出・回収する標準的なシステムです。構成がシンプルで操作性・メンテナンス性に優れ、小~中規模の処理や一般的な粉砕用途に適しています。

フローシート

強制排気システム

フィーダーにより原料を定量供給し、排風ファンによって装置内の空気を強制的に吸引するシステムです。粉砕後の製品は気流によってバグフィルターへ搬送・回収されるため、粉じんの飛散を抑えながら連続運転が可能です。また、粉砕室内の熱や粉体の滞留を抑制し、安定した処理を実現します。

フローシート

空気輸送装置

粉砕後の製品を気流によって搬送し、サイクロンコレクターおよびバグフィルターで回収するシステムです。サイクロンコレクターで比較的大きな粒子を分離・回収し、さらにバグフィルターで微粉を捕集することで、高い製品回収率を実現します。また、密閉状態で搬送するため粉じんの飛散を抑え、作業環境の改善や連続運転にも適しています。

フローシート

ホイッツアーシステム(空気分級装置)

ホイッツアーエアーセパレーターにより、粉砕後の粒子を気流で分級するシステムです。目的粒度に達していない粗粒子はフィーダーへ戻して再粉砕し、微粒子のみをサイクロンコレクターおよびバグフィルターで回収します。粉砕と分級を連続的に行うことで、粒度のばらつきを抑え、高精度で均一な製品を効率よく得ることができます。

フローシート

適用例

化学・医薬品・合成樹脂・金属・陶器・窯業・食品・飼料・肥料・鉱礦業・紙パルプなど広く各工業分野で御使用いただいております。
  • 化成品
  • 電子材料
  • セラミックス
  • 合成樹脂
  • 金属
  • 食品
  • 飼料
  • 肥料
  • 鉱物
  • 顔料/塗料
  • 建築
  • 化粧品

応用例

  • 原料供給機、ブロアー、サイクロン等と組み合わせた、粉砕システムの構築が可能です。
  • 不活性ガス等による、閉回路システムの設計が可能です。
  • 原料と液体を同時に供給することで、湿式粉砕が可能です。
  • 粉体の乾式連続混合機としても使用できます。
  • 微粉分級機のホイッツアーエアーセパレーターと併用し、各分野で微粉分級用にご使用いただいております。
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