粉砕対象物の性状や求める粒度はお客様ごとに異なり、「どの粉砕方式・どの装置が自社に合うのか分からない」というご相談を多くいただきます。
奈良機械製作所では、こうした装置選定の検討をスムーズに進めていただくため、粉砕粒度を起点とした装置紹介をいたします。
粉砕機は、求める粒子サイズによって適した機種が異なります。奈良機械製作所では、粗砕から超微粉砕まで幅広い粒度に対応する粉砕機をラインアップしています。まずは目的とする粒子サイズがどの粉砕領域に該当するかを確認し、その後、最適な粉砕機を選定することが重要です。
粉砕を目的粒径ごとに「粗砕・中砕・微粉砕・超微粉砕・解砕」の5つに分類し、それぞれの領域に対応する奈良機械製作所の粉砕機の種類を一覧でご紹介します。この一覧を見ることで、お客様の目的がどの粉砕領域に該当するかを簡単に確認いただけます。

| 粗砕(Primary Milling) | 大きな塊状の原料を数十cm〜数mm程度まで小さくする工程です。後工程の粉砕効率を高める前処理として利用されます。 |
|---|---|
| 中砕(Second Milling) | 数㎝程度の原料を数百μmまで粉砕する工程です。食品・化学・鉱物・リサイクルなど幅広い用途で使用されています。 |
| 微粉砕(Fine Milling) | 数十μm以下まで粒子を細かくする粉砕方法です。製品品質や混合性、溶解性、反応性の向上を目的として採用されます。 |
| 超微粉砕(Super Fine Milling) | 数μmまで粒子を微細化する粉砕方法です。電子材料、医薬品、高機能材料など、高い粒子制御が求められる用途に適しています。 |
| 解砕(Crushing) | 固まった粉体や凝集した粒子を元の粒径までほぐす工程です。粒子自体を細かくするのではなく、凝集塊を解消することを目的とします。 |
粉砕する粒子サイズや粉砕分類が決まったら、次は目的に適した粉砕機を選定します。奈良機械製作所では、粗砕機から超微粉砕機まで幅広いラインナップを取り揃えており、それぞれ処理能力や対応粒度、装置の特長が異なります。以下のポジショニングマップでは、各粉砕機を「粒度」「処理能力」「装置特性」の3つの観点から比較できるため、用途に応じた最適な粉砕機を選定する際の参考としてご活用いただけます。

| 粗砕機 | 大きな塊状原料を効率よく破砕する前処理用の粉砕機です。 |
|---|---|
| 標準粉砕機 | 一般的な粉砕工程に対応し、多くの粉体製造ラインで採用されています。 |
| 洗浄性粉砕機 | 食品・医薬品などで求められる分解洗浄性や異物混入対策を重視した粉砕機です。 |
| 微粉砕機 | 数十μmレベルまで微粉化でき、高付加価値材料の製造に適しています。 |
| 湿式粉砕機 | 液中で粉砕を行うことで、凝集を抑えながら微細化できます。 |
| 小型粉砕機 | 研究開発や少量生産、試験用途に適したコンパクトな粉砕機です。 |
各粉砕領域に対応する奈良機械製作所の粉砕機について、装置の特長や適した用途を具体的にご紹介します。
幅広い原料に対応する汎用タイプで、最も使用頻度が高い粉砕機群です。
【中砕・解砕向け】
自由粉砕機と併用可能な微粉分級機もございます。




なお、実際の粉砕可否や最適な条件は、原料の性状や処理量、前後工程の構成によって変わります。
本ページの一覧やポジショニングマップは、装置検討の初期段階での目安としてご活用ください。
原料特性や目的粒度に応じて、最適な粉砕機をご提案いたします。
サンプルテストや前処理〜後工程のご相談も承ります。
粉砕工程の最適化、装置選定、スケールアップなど、粉体処理に関することは、お気軽にお問い合わせください。
粉粒体処理装置のご相談は
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