a)Directive 94/9/EC
Equipment and Protective Systems intended for use in potentially Explosive Atmospheres
(爆発の可能性がある雰囲気内での使用を目的とした機器および防護システム)
b)CEマークとATEX
ATEX指令はCEマークの対象の一部となり、従来のヨーロッパ防爆規格がこの中に組み込まれています。
c)ATEX指令の目的
d)Zone/Category区分
EU向けに澱粉の熱処理設備として納入したパドルドライヤーの特徴の一部について紹介します。
a)Zone22に対応した電気機器の採用
ATEX表示:Ⅱ3DEExdⅡT4 (耐圧防爆方式)
b)ドライヤー本体とバグフィルターに「フレームレス爆発放散システム」を採用
c)ベアリングの温度測定
d)フラップダンパーの設置
ATEX指令ではZoneやCategoryに応じて必要な保護レベルが決定されます。
NARAではパドルドライヤーに限らず、流動層乾燥機、トルネッシュドライヤーなどそれぞれのケースに応じたATEX指令に基づく粉粒体処理システムの設計に対応しています。
この他にも、爆発そのものを装置内に封じ込める耐爆発衝撃構造(explosion pressure shock resistant structure)を採用した表面改質装置(ハイブリダイゼーションシステム)等を納入しています。
また、爆発抑制システム(サプレッションシステム)の提案も行っております。