
【乾燥機】パドルドライヤー(NPD)
製品概要
パドルドライヤーは粉粒体の乾燥において、合成樹脂、汚泥、食品、化成品など業種にとらわれることなく幅広い分野でご使用頂いている乾燥装置です。 その最大の特徴は、弊社が独自開発したクサビ形状の伝熱翼 (パドル羽根)であり、数十年来、溝型撹拌乾燥装置の代表として、国内はもとより世界中にその優れたパフォーマンスをご提供し続けています。
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特徴
- 単位容積当たりの伝熱面積が大きいため装置がコンパクトです。
- クサビ形羽根が粉体に食い込む効果により伝熱面への接触が促進され、かつ粉体の混乱度が大きいため大きな伝熱係数を得ることができます。また充満率も85~90%と高くとれるため、伝熱面積を有効に使えます。
- オーバーラップした2軸のクサビ形羽根の相互運動により付着を防止、抑制します。そのため常に有効な伝熱作用が持続します。
- 滞留時間分布が狭く、乾燥ムラがありません。
- 少ないキャリアガス量で運転が可能なため、集塵機などの設備が小型で済みます。 不活性ガス閉回路で使用する溶剤回収において特に大きなメリットになります。
- 含水率の高い泥状物質や粘着物でも処理することが可能。
- 減圧下での運転も可能なため、沸点降下を利用し,弱熱性物質などの連続乾燥が可能です。
- 熱媒にオイルを使用することで、高温(~290℃)での処理も可能です。