
【粒子設計・表面改質】ハイブリダイゼーションシステム (NHS)
製品概要
高速気流中に原料を分散させながら、衝撃力を主体とした力を用いて乾式で微粒子の表面を微粒子で表面改質・複合化する技術です。粒子の表面改質や複合化を行うことにより、従来にはない新規材料の創製や大幅な性能向上をもたらすことが可能です。核となる粒子(母粒子)表面への微粒子(子粒子)の固定化や成膜化を3分程度と極めて短時間で行います。原材料の組み合わせによって非常に幅広い分野で活躍中です。また、不定形粒子の球形化処理も可能です。
【装置仕様】
| 型式 | NHS-0 | NHS-1 | NHS-2 | NHS-3 | NHS-4 | NHS-5 |
| 所要動力(kW) | 2.2 | 15 | 22 | 55 | 90 | 200 |
| 仕込量(g/batch) | 50 | 400 | 800 | 1600 | 3200 | 6400 |
| ローター径(mm) | 118 | 230 | 330 | 470 | 670 | 948 |
※上記型式以外につきましても、ご要望に応じて設計製作致します。
※メーカー側のなんらの債務も伴わずに仕様と機器を変更することがあります。
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構成・原理

奈良ハイブリダイゼーションシステムは、乾式で微粉体同士の接合を可能にしたシステムで、O.M.ダイザー、計量供給機、ハイブリダイザー、捕集器と、それらのコントローラーから構成されています。 O.M.ダイザーに投入された母粒子、子粒子はO.M.ダイザーの混合分散作用で母粒子に子粒子をまぶしたオーダード(インターラクティブ)ミクスチャーを形成。次にこのオーダードミクスチャーを一定量計量し、このシステムのメインの装置であるハイブリダイザーにかけます。 ハイブリダイザーは高速回転するローター、ステータ−、および循環回路で構成されており、機内に投入された被処理物(オーダードミクスチャー)は、これらの作用により機内に分散されながら衝撃力を主体に、粒子の相互作用も含め圧縮、摩擦、剪断力等の機械的作用を繰返し受け、短時間(3〜10分)で固定化、成膜化、球形化等の処理が均一に行われ、捕集器で速やかに回収されます。処理は回分運転ですが、計量供給器と連動させたバッチの連続運転も可能です。また、ハイブリダイザーはステーター、循環回路、ローターを冷却できるため、耐熱性の低い物質も処理できます。
改質目的一覧
- 分散性の向上
- 流動性の向上
- ぬれ性の改善
- 反応遮断
- 徐放出性の制御
- 電気、磁気特性向上
- 触媒効果の向上
- 発色性の向上、改善
- 形状制御
- 耐候性の向上
- 耐光性の向上
- 結晶形の転移
- 溶解性の促進
- 焼結特性の向上
- 凹凸付与
- 固溶体の調製 など

改質処理のポイント
- 処理する目的を決める
何を改善・付与したいのかを明確にします。 - 組み合わせる粉体を選ぶ
粒子径・形状・硬さ・軟化点などを考慮して、 母粒子と子粒子を選定します。 - 機械的な処理条件を設定する
- 回転数: 粒子に加わる力を調整し、処理の進み具合を左右します。
- 処理時間: 粒子への処理をどこまで均一に行うかに影響します。
- その他: 仕込量・処理温度など、粉体の性質に合わせて設定します。
- 処理状態を確認する
粒子の付着状態や分散性などを評価し、 目的に合った最適な処理条件を検討します。
ハイブリダイゼーション基本的処理
微粒子を母粒子表面へ強固に固定
固定化処理

母粒子表面に顔料、流動性改質剤、難熱剤、磁性粉、等種々の機能をもつ微粒子を衝撃力により打込み固定化します。表面改質ばかりでなく、複合素材創製の目的も多いです。


粒子表面に均一な機能性膜を形成
成膜化処理

各種の樹脂やワックスを子粒子としそれに衝撃打撃力を与え軟化溶融させて、母粒子を膜状に包みます。いわゆる乾式のマイクロカプセル化処理であり、種々のマスキング、徐放化等を目的とします。
粒子形状を整え流動性・充填性向上
球形化処理

粒子複合化ではありませんが、金属や樹脂の塑性変形性を利用し、ハイブリダイザーの衝撃力で不定形粒子形状を球形にします。流動性の向上、かさ密度、表面積の調整等を目的としています。

適用例
【その他適用例】
- トナー
- 電池材料
- 発光材料
- 医薬品
- 食品
- 塗料、顔料
- 触媒
- 化粧品
- 電子セラミックス
- 研磨材料
- 磁性材料
- 生体材料
- 光学材料
- 固定化
- 成膜化
- 不定形粒子の球形化
- 精密混合
用途や処理条件に最適な装置をお探しください。









