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非食糧原料からのバイオエタノール製造
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非食糧原料からのバイオエタノール製造

バイオエタノールとは

バイオエタノールは、植物資源を原料とした再生可能な自然エネルギーであり、またその燃焼によって大気中の二酸化炭素量を増やさないというカーボンニュートラルという視点から、エネルギー源としての将来性が期待されています。ブラジルやアメリカで実用化されている製造方法は、サトウキビやトウモロコシなどの食糧から製造されるため、食糧との競合という点が問題となっています。
最近では、食糧と競合しない原料を用いたバイオエタノール製造プロセスの開発が活発になっており、稲わらや麦わら、間伐材、バガス、トウモロコシの芯などのセルロースを出発原料とした研究がなされています。

セルロース系原料からバイオエタノールへ

バイオエタノールは、セルロースを前処理により分離し、糖化発酵プロセスを経て得ることができます。しかし、セルロースはデンプンに比べ非常に糖化しにくいため、糖化を促進するための前処理工程が重要になります。具体的には、セルロース原料を微粉砕することによって、反応性を高めることが可能となります。

セルロースの粉砕

セルロースを粉砕する場合、処理物の性質に合わせた最適な粉砕機の選定が重要となります。奈良機械製作所では、セルロースにとどまらず、さまざまな原料を効率よく粉砕できるプロセスの提案をしています。

非食糧原料からのバイオエタノール製造
原料と微粉砕品

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