私は高専で機械関係の勉強をしていたので、その知識を活かし、製図に携わる仕事がしたいと考えていました。また高専で所属していた研究室では粉体を扱っていたこともあり、奈良機械製作所の機械にお世話になっていました。そのような繋がりもあり、実は学生のころから弊社のことはよく知っていたんです。就職活動をしていた際に教授から勧められたことも後押しとなり、入社を決めました。
私は北海道出身で、就職をきっかけに上京しました。入社する前は「人との関係性が希薄だったり、冷たい人ばかりだったらどうしよう」と不安でしたが、弊社はそんな心配とは全く無縁の会社です。上司も定期的に時間をとって「困ったことはない?」と聞いてくれるので、安心して仕事に向き合えます。
08:20 - 始業 | 部署全体での朝礼があり、出張や休みなどの確認、進行物件の報告を行います。次に、グループごとの朝礼で1日の作業内容の確認を行います。その後、デスク周りの掃除を行います。 |
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09:00 - 設計業務 | 3D-CADを使用してモデリング・作図を行います。一品一様でお客様に合わせて設計しているため、個別の仕様を確認する作業から始まります。また、新しく設計する部品なのか、他の装置と共通で使用できる部品なのかを確認する必要もあります。そのほかに、装置として付帯機器も必要になりますので、自社製の機械以外の仕様も確認します。自社製機械の設計よりも、トータルの装置としての設計が大半です。 |
12:00 - 昼食 | 食堂で昼食をとります。通常業務ではあまり関りが無い社員も食堂に集まるので、会話が弾みます。 |
13:00 - 製作品確認 | 部品が出来上がってくると、装置の組み立て作業が始まります。社内の工場で組み立てている装置があれば、実際に見ることで設計に生きる知識を得ることができます。 |
14:00 - 問い合わせ対応 | お客様や他部署から来ている問い合わせに対応します。装置についての質問及び確認や、納入装置の定修時に交換を推奨する部品の選定、また作図した図面に対しての確認もあり、迅速な対応が必要です。 |
16:00 - 交換部品対応 | 問い合わせで対応していた部品交換などが受注した後にも作業があり、図面の手配や購入品の手配を行います。 |
17:10 - 終業 | 担当している物件の進捗を確認し、終業とします。 |
基本的には図面を書いているときが一番楽しく、時間を忘れて作業に没頭してしまいます。図面が完成した後、それが実際に組まれて大きな機械が出来上がっていく工程を見るときも感動します。
弊社はセミオーダーのような形でお客様のご要望を適宜取り入れながら製作するので、全く同じ機械というのはほとんどなく、毎回少しずつ異なる仕様になることが多くあります。たとえ過去に似たような機械があったとしても、少し仕様が違えば一から図面を書かなければならないこともあります。そこが大変でもあり、やりがいを感じられる楽しい部分でもあります。自分が設計した機械が完成して、お客様から感謝されたときの達成感はひとしおです。
仕事中どうしても集中できないと感じる日は一旦デスクから離れ、現場の作業を見に行きます。歩くだけでも気分転換になりますし、現場で有益なアドバイスをいただけることも多いので一石二鳥です。普段の休日はバイクでツーリングに出かけたり、先輩と食事に出かけたり、サッカーやフットサルをしてリフレッシュしています。
弊社は自分のペースに合わせてリフレッシュできる環境が整っています。たとえば、土日の休みと夏休みを組み合わせて、9連休の大型連休にすることも可能です。夏休みの取得時期に制限もないので、好きな時期に好きなタイミングで休暇を満喫することができます。趣味や自分の時間を楽しめることで、仕事にも前向きに向き合うことができます。
明るくて楽しい人が多く、のびのび働くことができている点は、「入社してよかった」と感じます。また工場が自社の敷地内にあるので、実際に自分がつくった図面で製作したものが実際に組まれるところをリアルタイムで見ることができるのも入社してよかったと思えるポイントです。
なにかしらの問題やトラブルがあれば工場から「ちょっと来てください」とすぐに連絡をもらえて、その場ですぐにトラブルシューティングすることができるのも安心感があります。たまにある出張でお客様とお話しするときは、普段とは違う緊張感があり、それも楽しいと感じます。常に充実感と達成感を味わえる、ワクワクする仕事をすることができていることが嬉しいです。