私が所属していた大学の研究室ではホタテの貝殻をはじめとした様々な物体を粉砕し、その粉砕性を研究していました。そのとき、奈良機械製作所の粉砕機のお世話になっていたんです。粉体にする際には社員の方とお話しさせていただく機会もあり、学生のころから親近感を持っていました。粉体に関わる仕事がしたいと思ったこと、また以前から関わりがあったことから弊社への入社を決めました。
私が所属する品質管理部はお客様のためにつくった機械装置を検査する部署です。不具合やトラブルが発生したときに、原因を突き詰めることも品質管理部の仕事です。直接粉体処理に関わる部署ではありませんが、自分の仕事がお客様の役に立っていることを身をもって体験して知っているので、毎日がとても充実しています。
08:20 - 始業 | 朝は前日に整理した業務内容を再確認をします。メールチェックをして必要に応じて業務内容を更新します。品質管理部は現場での検査作業や社内での書類作成等、作業が幅広いので効率よくこなせるよう優先順位付けをしています。 |
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09:00 - 検査業務 | 装置を構成する部品や完成した装置を検査します。部品は小さいものから大きいものまで多岐にわたるため、どのように検査をすればいいか考えながら進めていきます。 |
12:00 - 昼食 | 社員食堂がありますので、そこでお昼を食べます。豆をひいて淹れたてのコーヒーを出してくれる自販機が食堂近くにあるので食後の一杯を楽しみます。 |
13:00 - 書類作成業務 | 完成した装置をお客様の元に納品するのに、検査が合格した証となる検査成績書の提出がかかせません。また、お客様に事前に検査の内容を検査要領書にてお知らせする必要があります。これらの書類作成をメインに行います。 |
17:10 - 終業 | 明日行う業務を整理して、退勤します。 |
品質管理部ではお客様が快適に製品を使用することができるよう、納品する前に最後のチェックを行います。製造業の最後の砦といえる作業なので、緊張感が大きく責任も重いですが、そのぶんやりがいも感じられます。最終検査時はお客様にもお立ち会いいただくので、お客様から直接感謝の言葉をかけていただくことも多く、それらもやりがいになっています。
また、弊社の製品は韓国の協力会社で製造することもあるのですが、国が違えば物事の考え方や感じ方も変わってきます。時には伝え方の難しさを感じますが、丁寧に説明することを心がけ、気持ち良く対応してもらえることができ、的確な指示出しができたと実感し、とても嬉しく、自信につながりました。
長距離を走るのが好きなので、時間があるときは音楽を聴きながら30分くらい家の近所をランニングしています。自分のペースで体を動かすことで、まとまらなかった考えがまとまり、思考がクリアになります。
会社の陸上部に所属しているのですが、部員たち何人かで大会に出場することもあります。練習後や大会終わりに部員で食事に行くのも良い気分転換になっています。 そのほかにも、音楽が好きなのでベースを弾いたり、数ヶ月に一度程度は好きなアーティストのライブへ出かけています。ときにはあまり有名ではないバンドのライブへ出向いたり、そのときの気分に合わせて音楽を楽しむこともリフレッシュにつながっています。
若手のうちから責任のある仕事をどんどん任せてもらえるのが「入社してよかった」と思うポイントです。スキルアップのチャンスが多く、活躍できる機会が早く巡ってくるので、できないことができるようになるまでのスピードが早く、毎日の仕事に張り合いが生まれます。
後輩が入ってきたこともあり、1年前からチーフの役職に就くことになりました。人をまとめる立場・教える立場に立つというのは、以前よりも責任の重さを感じますし、緊張感も増しました。しかしそのぶん、これまでは経験できなかった楽しさも経験できています。自分自身のさらなるスキルアップに加え、今以上に後輩を引っ張っていけるようになることが、現時点での目標です。