2023年入社

プロセス設計部　 K.Kさん

奈良機械製作所を選んだ理由を教えてください。

私は大学院の研究室で電池関係の材料の研究開発を行っていたのですが、そのときに奈良機械製作所からダイレクトリクルーティングサービスにてオファーをいただいたのが弊社を知ることになったきっかけです。その後気になって会社のことを調べてみたところ、食品、電池材料、化成品など、関係している業界が多岐にわたることがわかり興味をもちました。
学生のころから実験を行うのが好きだったので、仕事でも実験ができるというのは大きなメリットに感じられました。デスクワークだけ、あるいは現場仕事だけではない仕事内容の幅の広さがあるところも面白そうだと感じ、入社を決めました。私が携わっているのは真面目に向き合えば向き合うほど興味をそそられ面白く感じられるようになる、そんな仕事です。

1日の業務の流れを教えてください。

08:20 －始業	出社したらその日のスケジュール確認を行います。朝礼では当日の実験スケジュールやミーティング予定の共有を行います。朝礼後はメールチェックや実験準備等を行います。
09:00 －お客様立ち合い実験	お客様立会いの下、社内にある実験機で検証実験を行います。奈良機械製作所はお客様のご希望に合わせた装置を設計しオーダーメイドで製造しています。粉砕機を例に挙げればどんな品物をどのくらい細かく、どのくらいの処理能力で粉砕したいのかはお客様のご希望によって様々です。お客様のご希望を弊社の製品で満たせるのか確認するため、しばしば実験を行います。実験前にはお客様とミーティングを行い、実験の具体的な目的、目標値のヒアリングを行い実験に臨みます。
12:00 －昼食	希望者は会社が手配する仕出し弁当を注文することができます。昼食後は会社内にある道場に顔を出し、先輩社員の方に合気道をおしえてもらいます。
13:00 －お客様立ち合い実験	午前から続けて実験を行います。分析結果をお客様と確認しながらどんな条件であれば目標を達成できるか、検討しつつ実験を進めていきます。
16:00 －ミーティング	お客様に向けた実験結果についてのミーティングを営業担当者と共に行います。実験結果がご希望を満たしていれば、より具体的な実機へのスケールアップなどの打ち合わせをすることもあります。
16:30 －実験片付け	実験が終わった後の片づけをして終了です。使用した実験機の分解やお客様に送付する実験サンプルの梱包をします。また実験報告書を書くため、当日の内に実験結果をまとめます。
17:10 －終業	その日の日報を記録し、デスクの整理整頓を行ってから退勤します。

やりがいを感じる時はどのような時ですか？

実験が好きなので、やはり実験をしているときが一番楽しいですね。そして、実験の場に立ち会ったお客様から「私たちが求めていた粉はまさしくこれだよ」と言っていただけることがやりがいにつながっています。お客様の求める粉をつくり出すためのお手伝いができたことを近い距離で感じられるところも、この仕事の魅力だと思います。
プロセス設計部は、お客様のニーズを満たす機械をつくるためのプロセスを設計する技術の部署です。ここでは幅広い専門知識が必要になります。自社の機械はもちろん、他社の機械の構造などについても熟知していることが求められる部署なので、今後さらに知識を増やしていけるよう目下努力を重ねているところです。

日ごろの疲れはどうやってリフレッシュしていますか？

平日の仕事終わりはあまり特別なリフレッシュ方法は取り入れていません。強いて言うのであれば、睡眠をとることでしょうか。睡眠不足はパフォーマンスの低下になりかねないと思っているので、しっかり眠るようにしています。土日の休みは、もともとインドアなタイプということもあり、無理に外出などはせず自宅でPCゲームや動画配信サービスを観ながらのんびりしていることが多いです。時間を気にせず自由気ままに時間を使うことがリフレッシュにつながっているのだと思います。
日ごろの疲れとは少し違うかもしれませんが、長期出張時に疲労が溜まってしまったときは、空き時間に観光をしたり、温泉に浸かってリフレッシュすることもあります。

「入社してよかった」と思うポイントはありますか？

この仕事はとても奥深い仕事で、難しいと感じることや壁にぶつかる機会もそれなりにあるのですが、親身になって相談にのってくれる先輩や上司ばかりなので、前向きに仕事に取り組むことができています。人間関係の良好さとスキルアップしやすい環境の両方が揃っているところが、入社してよかったと思うポイントです。
また、弊社の機械を導入しているお客様は日本全国にいらっしゃるので、出張へ行く機会が定期的にあります。出張のついでに美味しい食事や温泉を楽しんだり、時間があれば観光をする時間が取れるというのも、この仕事をしていて良かったと思う点です。今後は国内だけでなく海外出張の機会もあると思うのですが、実はそれも密かな楽しみのひとつなんです。