粒子設計・表面改質は、粒子の大きさだけでなく、表面や構造を制御することで新たな機能や付加価値を生み出す技術です。
分散性や流動性、導電性、反応性などの特性を向上させ、材料本来の性能を最大限に引き出すことができます。電池材料や電子材料、医薬品、食品など幅広い分野で活用されており、高機能化・高品質化を支える重要な技術として注目されています。
奈良機械製作所のハイブリダイゼーションシステムは、高速気流中でマイクロレベルの微粒子を分散させながら、衝撃力を利用して核となる母粒子表面へ被覆する子粒子を固定化・成膜化する乾式粒子設計技術です。高速気流中で処理するため粒子同士が均一に分散し、短時間で高品質な粒子設計を実現します。

奈良機械製作所のハイブリダイゼーションシステムは、高速気流中で粒子を分散させながら、衝撃力を利用して母粒子表面へ子粒子を固定化・成膜化する乾式粒子設計技術です。高速気流中で処理するため粒子同士が均一に分散し、短時間で高品質な粒子設計を実現します。
微粒子を母粒子表面へ強固に固定
母粒子表面に顔料・流動性改質剤など種々の機能を持つ微粒子を衝撃力により打ち込み固定化します。表面改質の他複合素材の創製も可能です。

粒子表面に均一な機能性膜を形成
各種の樹脂やワックスなどを子粒子とし、それに衝撃力を与え軟化溶融させて母粒子を膜状に包みます。乾式のマイクロカプセル化処理であり、マスキング、徐放化などを目的としています。

粒子形状を整え、流動性・充填性を向上
金属の樹脂の塑性変形性を利用し、衝撃力で不定形粒子を球形にします。流動性の向上、かさ密度、表面積の調整などを目的とします。

粒子設計・表面改質技術は、分散性や流動性の改善、機能性材料の開発、品質の安定化など、お客様が抱えるさまざまな課題の解決に活用されています。奈良機械製作所では、多様な業界・材料に対し、お客様の目的に応じた最適な粒子設計プロセスをご提案しています。
| 適用分野 | 主な導入目的 |
|---|---|
| 電池材料 | 導電材の固定化・複合化、電極性能向上 |
| 電子材料 | 微粒子複合化、分散性向上、機能性付与 |
| 医薬品 | 粒子表面改質、流動性向上、均一混合、徐放性制御、苦味等マスキング |
| 化粧品 | 感触改善、均一分散、機能性付与 |
| 食品/健康食品 | 流動性改善、付着防止、均一分散 |
| ファインケミカル | 触媒担持、表面改質、複合化 |
| セラミックス | 球形化、焼結性向上、充填性向上 |
| 導入目的\適用分野 | 電池 | 電子材料 | 医薬品 | 化粧品 | 食品 | セラミックス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 固定化・複合化 | ● | ● | ○ | ○ | △ | ● |
| 成膜化 | ● | ● | ○ | ○ | - | ○ |
| 球形化 | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ● |
| 流動性の向上 | ○ | ○ | ● | ● | ● | ○ |
| 分散性の向上 | ● | ● | ○ | ● | ○ | ○ |
ハイブリダイゼーションシステムは、研究開発機から量産機まで豊富な装置サイズをラインナップしています。ラボ試験によるプロセス開発から実機による量産まで、処理量や材料特性に応じた最適な装置をご提案し、スムーズなスケールアップをサポートします。また、本装置はバッチ式でありながら、供給装置から捕集装置までのラインに組み合わせることによりバッチ連続式のシステムを構築することができ、生産性や運用性を考慮した最適な粉体プロセスをご提案します。

O.M.ダイザーによる予備混合から、定量供給、ハイブリダイザーによる表面改質、捕集器での製品回収までを自動化したシステムフローです。各工程を制御盤で一元管理することで、安定した品質と高い生産効率を実現します。

各用途や生産規模に対応する奈良機械製作所の粒子設計・表面改質装置について、装置の特長や適した用途を具体的にご紹介します。

なお、実際の粉砕可否や最適な条件は、原料の性状や処理量、前後工程の構成によって変わります。
本ページの一覧やポジショニングマップは、装置検討の初期段階での目安としてご活用ください。
原料特性や目的粒度に応じて、最適な粒子設計・表面改質装置をご提案いたします。
サンプルテストや前処理〜後工程のご相談も承ります。
粒子設計・表面改質工程の最適化、装置選定、スケールアップなど、粉体処理に関することは、お気軽にお問い合わせください。
粉粒体処理装置のご相談は
奈良機械製作所へお任せください。
お電話の対応も承ります。