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エクストルーダー

製品概要

2軸スクリューと精密に温度制御したバレルにより、原料の固体分散体を押出し、成形する技術です。特に医薬品の分野で難水溶性薬物と各種ポリマー・賦形剤との固体分散体を調製することにより、溶出性の改善を行います。また徐放性製剤や苦味マスキングなどの応用も可能です。

適用例

  • 難水溶性薬物の溶出改善
  • 徐放性製剤の調製
  • 苦味マスキング

特長

  • スクリューがモジュラー設計となっているため、処方や目的に最適な組み合わせで処理が可能です。
  • バレルもモジュラー設計となっており、各バレルがそれぞれ精密に温度制御可能なため、処方に応じた最適化が可能です。
  • 原料供給や予備混合、または押出し品の粉砕・整粒など前後の固定と合わせたシステムの提供が可能です。
  • 連続処理が可能です。
  • 非常に均一な固体分散体を調製することが可能です。
  • 小型研究機から大型生産機まで対応可能です。
  • 溶媒を使用せずに固体分散体の調製が可能です。

仕様

形式 処理量(kg/h) 動力(kW) 用途
Nano-16 20-100(g/batch) 1.5 卓上小型研究機
ZSE-18 0.1-3 1.5 洗浄性に優れた中型機
C-GMP対応〜分解・洗浄容易
ZSE-27 0.25-10 2.2-3.7
ZSE-40 1-50 3.7-5.5
ZSE-50 2.5-100 5.5-7.5
処理量は原料により異なります。また上記形式以外につきましても、ご要望に応じて設計制作致します。

参考