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奈良バキュアフルイドディスク(NVD)

製品概要

バキュアフルイドディスクは単軸の減圧乾燥専用のディスクドライヤーです。ディスクとジャケットからの間接加熱による減圧環境 (Vacuum)で発生する流動化現象 (Fluidized)を利用して、効率よく低温乾燥が実現できます。

適用例

単位操作
乾燥・溶剤回収・反応など
処理物
合成樹脂、化学品、食品などの粉粒体材料

特長

  • 減圧による沸点降下を利用し、弱熱性物質などの連続乾燥ができます。
  • 処理品の供給・排出に新しく開発されたバルブを採用することで、シンプルな機構で連続運転が可能です。
  • 単位容積当たりの伝熱面積が大きいため、装置がコンパクトです。
  • 特殊攪拌羽根がトラフ内面を全面掻き上げるため、排出時の処理品残量が少なくなり、バッチ運転の短時間排出が可能です。

減圧乾燥、溶剤回収のシステム例(連続式)

バキュアフルイドディスク本体、連続供給・排出バルブ、バグフィルター、コンデンサー、真空ポンプにより構成されます。

仕様

型式 NVD-3 〜 NVD-20
羽根直径 (mm) 300 〜 2,000
伝熱面積 (m2) 3.4 〜 232
有効容積 (m3) 0.16 〜 24.8

参考

【NVD-3-GB 40L 実験機】

【NVD-20-VS(セグメントシール)】(羽根外径:2,000mm)