
マルチフィンプロセッサー(NFP)
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製品概要弊社パドルドライヤーが、恒率乾燥領域から減率乾燥域に至るまでの広い範囲に適合した伝導伝熱型乾燥機であるのに対し、マルチフィンプロセッサーは、減率乾燥領域に特化した乾燥機です。
減率乾燥領域では、一般に一定温度の処理品を一定時間保持することで乾燥が行われるため、熱量はあまり必要とせず、均一な滞留時間分布が要求されます。フィン型の羽根が取り付けられたシャフトとジャケット構造のトラフから構成され、蒸気などの熱媒はシャフト、ジャケットに供給されます。処理品は予め昇温されてから供給されるか、マルチフィンプロセッサーの入口部で昇温され、その後パドルドライヤーと同等の滞留時間分布で一定滞留時間保持されて、減率乾燥が行われます。 適用例
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特長
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仕様
型式 | NFP-1.6W〜NFP-14W |
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羽根直径 | 160mm〜1,400mm |
伝熱面積 | 1.5m2〜64.8m2 |
有効容積 | 0.089m3〜21.0m3 |
動力 | 1.5kW〜55/75×2kW |
上記形式以外につきましても、ご要望に応じて設計制作致します。
メーカー側のなんらの債務も伴わずに仕様と機器を変更することがあります。