
連続式流動層乾燥機(C-FBD,CT-FBD)
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製品概要箱形の乾燥機下部に装着されたガス分散板から、乾燥ガスを吹き込むことで粉体を流動化させ、乾燥させる装置です。装置はいくつかの部屋に仕切られており、定量供給されながら分散機にて最初の部屋に分散させた原料は、仕切板の下の隙間を通って次の乾燥室に移動し、最終乾燥室からオーバーフローして排出されます。また、一部大きい粒子は、アンダーフローにより排出されます。流動層の優れた混合性、ガス接触性、伝熱性を乾燥に利用した装置で、さらに、流動層内部に間接加熱のための熱交換体を内装することにより、熱風の量を増やすことなく高い効率を実現しました。
適用例
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特長
- 流動層の特徴である湿球温度で恒率乾燥が推移する為、比較的低温でも低水分までの乾燥が可能です。
- 粒子の破壊が少なく顆粒状物質・結晶の乾燥に適しています。
- 伝熱体を内装することにより、必要熱量の80%以上が伝熱体からの間接加熱となり、高い熱効率を実現しています。
- 伝熱体からの伝熱が大きいため、ガス量を減らすことができ、流動塔本体やブロワー、集塵設備などの附帯機器がコンパクトです。
- 伝熱体の抜き出しが容易です。また自動洗浄(CIP)に対応した設計も可能です。
- 大量処理に適した大型装置(実績:ベッド面積 102m2)の製作が可能です。
- 一台で乾燥と冷却を同時に行う装置の設計も可能です。

仕様
型式 | CT-FBD-0.24〜CT-FBD-102 |
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ベッド面積 | 0.24m2〜102m2 |
伝熱面積 | 1.4m2〜1100m2 |
有効容積 | 0.06m3〜76.5m3 |
上記形式以外につきましても、ご要望に応じて設計制作致します。
メーカー側のなんらの債務も伴わずに仕様と機器を変更することがあります。
参考
