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新しい米粉製品への期待

○世界的食糧危機の到来
世界の食糧事情が深刻化している中、日本の食料自給率は現在カロリーベースで40%しか確保できておらず、これは先進国の中でも最低水準と言える値です。今後もし何らかの理由でこれまでの様に食料を輸入できなくなってしまう事態が起きても、食料の安定供給ができるように自給率を上げる努力をすることは非常に重要なことです。

○高まる米粉製品への期待
この日本で食料自給率を上げるためには、唯一100%近い自給率を保っているお米をいかに上手にたくさん食べるかということが大切になってきます。しかし日本人1人当たりのお米の消費量は食生活の変化や高齢化等で年々減り続けており、ごはん粒としての消費だけでは限界に来ているといえます。そこで昨今では国産米を使ったパンや洋菓子といった新しい米粉製品への取り組みに大きな期待が寄せられています。

○奈良機械の技術
米粉は昔から団子や饅頭など和菓子にも使用されていますが、小麦粉と比較して、「吸水率が高いためベタつきやすくダレやすい」、「グルテンを含んでいない」等の理由からパンやスポンジ生地には不向きとされてきました。
奈良機械では、このような問題点に対して長年培ってきた粉粒体処理技術を駆使し、米粉の製造工程において粒子径、粒子形状、含水率等を制御することによって製パン用に適した製粉プロセスを確立しました。

○将来への展望
最近ではコンビニエンスストアやスーパーでも米粉パンが購入できるようになってきていますが、単なる小麦粉の代替品というだけでは米粉の全国的な普及は難しいと予想されます。従って今後は米粉独自の食感や風味、国産ならではの安心感等、米の特性をより生かした商品の開発も非常に重要になります。
2007年現在、米粉の生産量は約12万t/年です(米菓用米粉:約11.5万t/年、パンや麺等に使用される新規米粉:約0.6万t/年)。一方小麦粉の使用量は約500万t/年であり、もしこの内10%程度でも米粉に置き換えることができれば米粉の市場規模は現状の4倍以上となり、食料自給率の向上に大きく貢献できるだけでなく、日本の大事な文化である「米づくり」の振興にもつながると思われます。
 奈良機械では、これまでに納入させていただきました様々な米粉製造プラントの実績と、機械的ノウハウのみならずソフト面のノウハウの蓄積も持ち合わせておりますので、お客様のご要望にお答えした最適設備のご提案ができることと思います。ぜひお気軽にご相談下さい。