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No.11ABS樹脂処理用旋回型気流乾燥機(トルネッシュドライヤー)
最近納入しました、気流乾燥装置の発展型として開発された旋回気流乾燥装置を用いたABS樹脂処理用乾燥機について一部を紹介します。 先に述べましたが最近納入した旋回気流乾燥装置は乾燥を2段階の工程に分け、1段(前段)乾燥(φ1400)では主に恒率乾燥域、2段(後段)乾燥(φ1000)は減率乾燥域とした構成としています。 粉塵爆発性のABS樹脂を処理するため乾燥塔にはエクスプロージョンパネルが取り付けられていて、乾燥塔が円筒状であることから乾燥塔自体の設計圧力を比較的高く設定でき、エクスプロージョンパネルの面積を小さくすることが可能となります。 実装置の現在の傾向として、品種切り替えのために洗浄を行うことは必要不可欠となっており、本装置も機内洗浄を行うため洗浄ノズルを取り付けてあります。熱交換体内装流動層乾燥機のように機内には装填物がなにもなく円筒状の空洞になっており、かつ乾燥処理後は機内処理品が全量排出されることから、短時間で容易に洗浄することが可能となります。 今までの主流機種である流動層乾燥機以外にも、この旋回気流乾燥でも十分実装置対応が可能となっています。 ![]() |
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